OpenClawはセルフホスト型のソフトウェアです。つまり、お楽しみの部分(ポケットの中のAIアシスタント)にたどり着く前に、決めるべきことが1つあります。どこに住まわせるか? 私たちは自分たちのため、そしてPlusAgentsのすべてのお客様のために、人に言えないほどの回数OpenClawをデプロイしてきました。その経験から、3つの選択肢(ワンクリックのクラウド、自分のマシン、自分のサーバー)の正直な地図を描きます。そもそもOpenClawが何か分からない方は、まずこちらからどうぞ。
どこで動かすにしても、OpenClawに必要なもの
- 眠らないマシン。 Gatewayは常駐型のNode.jsサービスです。マシンがスリープすれば、アシスタントもスリープします。
- Node.js 26(推奨。22.22.3以上、24.15以上、25.9以上もサポートされています)。
- 思考のためのモデル。 プロバイダーのAPIキー、再利用できる手元のClaudeやCodex CLIのログイン、またはOllamaやLM Studio経由のローカルモデル。
- 約5分の時間。これは公式ドキュメントの言い分です。私たちの経験では、インストール自体はそのとおり。その後の微調整については、少々楽観的な見積もりです。
選択肢1:PlusAgentsでワンクリック(近道)
手前味噌なので話半分に聞いていただきたいのですが、売り文句はシンプルです。OpenClawのクラウド運用を私たちが代行し、デプロイは本当にワンクリック。流れは全部でこれだけです。
- アカウントを作成(GoogleまたはDiscord、カード登録不要)。
- エージェントとしてOpenClawを選び、プランを決めます。最初は無料プランで十分です。
- デプロイをクリック。プライベートなインスタンスがクラウドで起動します。たいてい1分かかりません。
- ダッシュボードを開いてエージェントに挨拶し、ガイド付きフローでチャットアプリを接続します。

セルフホストには付いてこない、ホスティングならではの中身がこちらです。
- LLMクレジット込み。 全プランに毎月のモデル利用枠が付くので、APIキー探しも2枚目の請求書も不要です。お好みなら、あとから自分のキーに切り替えられます。
- アップデートはお任せ。 OpenClawのリリースは絶え間なく続きます。インスタンスは常に最新に保つので、目が覚めたらメジャーバージョン2つ遅れ、という事態はありません。
- 監視と自動再起動。 深夜3時にエージェントがつまずいても、呼び出しで飛び起きるのは私たちで、あなたではありません。
- ロックインなし。 中身は素のオープンソース版OpenClawです。データをエクスポートして、いつでもセルフホストに移行できます。
料金はエージェント単位で、0ドルから。無料プランでも本物のインスタンス(2 vCPU、4 GB RAM)と月$1分のLLMクレジットが付いてくるので、お試しには十分です。月額19ドルからの有料プランにすれば常時稼働になり、クレジットもパワーも増えます。
選択肢2:自分のマシンにインストール
王道のルートです。エージェントをローカルのファイルやアプリのそばに置きたい人、あるいは単にスタック全体を自分で握るのが好きな人にはこちら。macOSまたはLinuxなら、コマンド1つですべて終わります。
curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bashWindowsならPowerShellで。
iwr -useb https://openclaw.ai/install.ps1 | iexシェルにスクリプトを流し込むのは気が進まない? macOS、Windows、Linux向けには、Nodeまで含めて全部インストールしてくれるデスクトップアプリがありますし、npmやnpx経由のルートもあります。
npx openclaw@latest
インストーラーの後はガイド付きのオンボーディングに引き継がれます。手元にあるAIアクセス(ClaudeやChatGPT CLIのログイン、APIキー、ローカルのOllamaモデル)を見つけ、動作を確認し、そのままチャットに放り込んでくれます。その後に覚えておきたいコマンドは2つ。
openclaw gateway status # is it running? (port 18789)
openclaw dashboard # open the Control UI in your browserGatewayをターミナルに縛らず、バックグラウンドで生かし続けるには、openclaw gateway installを実行してサービスとして登録します。何か様子がおかしいときは、openclaw doctorがインストールの状態を診断して、打つべき手を教えてくれます。
正直な注意点: ノートPCはパートタイムの住まいです。ふたを閉じればアシスタントはオフライン。メッセージへの返信も、自動化の実行も止まります。ローカルインストールは、お試しやデスクトップ中心のワークフローには最適ですが、日中スマホからずっと話しかけるアシスタントには、眠らないマシンが必要です。そこで次の選択肢の出番です。
選択肢3:自分のサーバー
VPSや自宅サーバー(引き出しに眠っているMac miniも立派な候補です)なら、常時稼働のエージェントを完全な管理下に置けます。インストールは同じ1行コマンド。違うのは、その周辺のすべてです。
- サイジング: OpenClaw自体は軽量です。2 vCPUと4 GB RAMが快適ラインの下限。ブラウジング多めの使い方をするなら余裕を持たせましょう。
- サービスとして動かす。openclaw gateway installで登録すれば(Dockerも可。公式イメージとNixがサポートされています)、再起動しても生き残ります。
- Gatewayをインターネットに公開しない。 ポート18789で待ち受けているのはあなたのためで、全世界のためではありません。SSHトンネルやTailscaleのようなプライベートネットワーク経由でアクセスし、チャンネルのペアリング許可リストは厳しめに保ちましょう。
- アップデートの計画を立てる。 OpenClawの進化は高速です。openclaw updateは簡単ですが、それを実行し、リリースノートを読み、たまの破壊的変更に対処することを覚えておくのは、誰か(あなた)の仕事です。
- 見張る。 死活監視、ディスク容量、クラッシュ後の再起動。退屈な仕事です。退屈でなくなるその日までは。
サーバーいじりが好きな人にとって、難しいことは1つもありません。ただの定期的な雑務です。そして、その雑務からの解放こそ、まさに私たちが売っている商品です。話の流れが見えてきましたか? セルフホストかホスティングかの選択は、結局のところ「あなたの時間と19ドル、どちらが安いか」という問いなのです。
どれを選ぶべきか
- とにかくアシスタントが欲しい? ワンクリックのPlusAgentsへ。無料で始められて、1分で稼働します。
- ローカルのファイルやアプリを触らせたい? 1行コマンドかデスクトップアプリで、ローカルにインストールを。
- 運用が好きで、完全なコントロールが欲しい? VPSにサービスインストール。上記のセキュリティの注意もお忘れなく。
- 決められない? まずはホスティングで始めて(無料です)、本気で好きになったら自分のサーバーに引っ越しましょう。どちらも同じオープンソースソフトウェアで、データはきれいにエクスポートできます。

住まいがどこであれ、エージェントが動き出したらお楽しみの始まりです。OpenClawの使い方ガイドが、最初のメッセージから毎日の自動化まで案内します。まだエージェント選びで揺れているなら、OpenClaw vs Hermes Agentが正直に決着をつけます。
まとめ: OpenClawに必要なのは、常時稼働のマシン、Node 26、そしてモデルです。最速の道はPlusAgentsでワンクリック。無料で始められて、クレジット込みです。DIY派は、ローカルの力を活かすなら自分のマシンにcurlの1行コマンドを、あるいはVPSにサービスインストールを。ペアリング制限はきつめに、ポート開放の代わりにトンネルを使いましょう。